時間が経過するのは早いもので、今年ももう12月になってしまいました。つい少し前には夏だったような気がするのですが、もう雪の季節になってしまうとは、1年なんてあっという間に過ぎ去ってしまうのかと思うと、なんとなく寂しくもあります
残された時間はだんだん無くなっていくのに、思っていることの何分の一しかできていない・・・と、毎年この時期になると悔やんでいるのですが、今年も同じ結果になってしまいました(笑)
今月の飾りは、員弁川産の島型石を主役にした飾りです。この石を黄伊羅保釉の撫で角水盤に据え、紫檀の平卓と合わせてみました。軸は散り紅葉の図を添えた2点飾りです
この石は、員弁川産の島型石で、緑黒でねっとりとした感じの石質です。拾ってから10数年経過しましたので、そこそこ味が出てきましたので今回飾ってみました
この石を撫で角水盤と薄平卓とで取り合わせてみました。軸は散り紅葉の図です。散り紅葉ではちょっと遅めかもしれませんが、まあギリギリセーフと言ったところでしょうか。添えも考えてみたのですが、なかなか良い物もありませんし、この島型に合う添え草や添配などほとんど見つからず2点飾りとしました
この石は島型ですから、水盤についてはやや広めに飾った方が良いので、この水盤に据えてあります。また、卓についてはできるだけ低めにしようと薄平卓を合わせてみましたが、ちょっと卓が狭い感じです。もちろん、許容範囲内ではありますが、ちょっと窮屈になってしまいました。いつもは、広すぎない範囲で広め広めに飾るようにしているのですが、今回は、珍しく狭めでの飾りです |